いっぱい遊んで元気になろう

アトリエのテーマである「いっぱい遊んで元気になろう」というのは子ども、大人に限らずアート(創造)には遊び心が必要だということから考えました。一人一人「遊び」は違います。自分の好きな事をすることは苦痛ではありません。がんばることでもありません。自分自身に一番近い事をやれば良いのですが、それがなかなか見つからずみんな苦しでいるのでしょう。子どもは自然にそれを持つものでしょう。でも大人になると「こうしたい ああしたい こうしなければならない。」社会の中で自分を見失ってしまうものです。
私のアトリエは自然な形で遊び心を養うことを目標にしており、幼児、小学生は学校とは違う「遊びの絵と工作」中学生、高校生は上の学校を目指すためだけのアトリエではなく「どうしたら自分にふさわしい道に進めるかプロになれるか」大人は会社、家とは違う「自分を探す」ことに重点を置いています。
私自身56歳になり、改めて[アートには豊かな人格、遊び心が必要]だと痛切に感じています。


会社名:調布美術研究所(ちょうふびじゅつけんきゅうじょ)
代表:師井栄治(もろいえいじ)

1952年 山口県宇部市生まれ。
1975年 アメリカ国内を約10ヶ月間をかけて旅をする。アメリカの写真撮影とヒッピー生活。
多摩美術大学 グラフィック科卒業。
1977年 デザインセンター・印刷会社企画室 に勤めるが 社会人生活に馴染めず退社。
1978年 アジアの各地を旅する。
1979年 調布市立富士見児童館工作教室講師就任。
旅の経験を活かし 「人間羅漢」の初個展を開く。
1980年 岡本太郎氏の「大人の童画展」にて最優秀賞を受賞。
1981年~1984年 岡本太郎の団体と共に活動を始め、青山こどもの城の設立の手伝いをする。
1982年 調布美術研究所設立。
1987年 「木の動物たち」の展覧会 以後各地で木を使ったイベントや展示会を実施する。
1988年 ヨーロッパ フランス・スペインの各地を3ヶ月遊学。
1989年~2002年 子ども向け企画・制作会社「ワンダーキッズプロデュース」を設立。
日本各地のテレビ局とのタイアップで「学研 夏休み博覧会」で名古屋・仙台で実施。
聖蹟桜ヶ丘SC 「アート動物園」「ワンダーキッズプロデュース展」
東武デパート池袋・船橋「ワンダーキッズプロデュース展」
伊勢丹松戸・相模原・立川「ワンダーキッズプロデュース展」
伊勢丹三越銀座「おもしろ工作」
「前橋100年祭 巨大迷路・工作教室」「佐賀夢街道 からくりしかけと工作」 他多数。
2002年 一身上の都合で「ワンダーキッズプロデュース」を閉社 「アート人間 再出発」宣言。
絵本づくり・油絵制作などアート活動と美術史・昭和デザイン史などの勉強を始める。
2004年~2010年 SAP(学生アートプロジェクト)を結成。初めての依頼「まちなかアート展」( 若手商人塾 旧甲州街道商店会2代目の団体)
「あそび はくらんかい」「36本のクリスマスツリー プロジェクト」などに数年にわたり参加。
たづくり記念イベント「新井淳一(多摩美大名誉教授)の金剛界曼荼羅」の企画運営の手伝い(SAP)
2011年~2016年 調布「ちょうふ よさこい」地方山車10台分の大型看板20枚制作。
2015年・2016年 「調布映画祭」に協力 (SAP)
2016年 山口県宇部市 「UBEビエンナーレ」PR企画を多摩美大の芸術祭で企画運営(SAP)
2017年 ギャラリー、オープンスペース「点と未来デザインラボラトリー」をLittle Woodyと設立。